「わかる」と「できる」

★読んでほしい人

・ゴルファー全員

・部下を持つ管理職の人

 

わかるとは?できるとは?

「頭じゃわかってるんだけど、できないんだよね・・・」

 

一度は、言ったことあるでしょう。

 

わかってるのに、何故、できないのか?

 

答えは・・・

 

 

わかってないからです。(汗)

 

そもそも わかる とは、どういうことなのか?

 

できる とは、どういうことなのか?

 

それが、わかってない?

 

なんだか、ややこしくなってきたので

 

整理して、説明します。

 

 

できるまでのプロセス

 

やりたいことが

できるようになるまで、

 

個人差もありますが

ある程度、時間を要します。

 

それは、なぜか?

 

そこには

越えなければならない、いくつかの壁があるからです。

 

その壁を、全て乗り越えた時に

はじめて できる ようになるのです。

 

5つの壁

その壁は、5つあります。

 

①知識の壁

②行動の壁

③気づきの壁

④習得の壁

⑤習慣の壁

 

これらの壁を

どうすれば乗り越えられるのか?

 

その時、何を感じるのか?

 

順番に解説していきましょう。

 

①知識の壁

知らないことを、知る。

 

まず、ここからです。

 

そもそも、知らなけば何も始まりません。

 

まずは、知ること。

 

ただ、

「知れば、すぐできる!」

と思ってはいけません。

 

あくまでも、この時点では

知っただけ。

 

知識として、インプットしただけです。

 

②行動の壁

知ったら、やってみる!

行動に移す!

 

知っただけで、満足する人がいますが

それでは、なにも成し得ません。

 

素直な心で、実行する。

 

『でも・・・』

『だって・・・』

『ホントかな?・・・』

 

これを、言ってる内は

この壁は乗り越えられません。

 

失敗してもいいんです。

 

とにかく、やってみましょう!

 

③気づきの壁

素直な心で行動に移し

 

繰り返しやってると

 

『なんとなく、わかったかも・・?』

 

と、何かが繋がる瞬間があります。

 

ここでの注意点。

 

『わかった! もう大丈夫!』

と、言い切る人がいますが・・・

 

だいたい、この わかった 

ニセモノです。

 

ホンモノかニセモノか?

この見極は、どうやってするのか?

 

安心して下さい。

 

自分が見極めようと思わなくても

ゴルフの神様が教えてくれます。(笑)

 

素直な努力には、ホントの気づきが与えられ

 

よこしまな考えを持った努力には、ニセモノの答えが待ってます。

 

ここではまだ、気づくだけで良いのです。

 

確信は、次の段階です。

 

 

④習得の壁

知った。

 

やってみた。

 

気づいた。

 

繋がった。

 

さらに努力を重ねた結果

 

『なるほど!』

 

と、腹落ち(納得)する時がやってきます。

 

それが、この壁を乗り越えた瞬間。

 

そうです。

できる ようになったのです。

 

まるで、パズルのピースがはまった感覚。

 

一皮剥けた、と確信します。

 

 

 

あれっ・・・?

 

わかる?・・が、抜けてる?

 

 

 

正解を言いましょう。

 

わかってから、できるのではなく

 

できた時に、わかるのです。

 

ちなみに・・・

 

慎重な人ほど

わからないと、行動に移そうとしません。

 

①と②の間を、ぐるぐる回ってしまうのです。

 

 

できるまでのプロセス

わかりましたか?

 

しっかりと理解して

焦らず、頑張りましょう!

 

 

・・・ん?

 

もう一つ、壁が残ってる?

 

そうでしたね。

 

 

⑤習慣の壁

あなたの通った道(体験)を、教えてあげて下さい。

 

それが、この壁を乗り越える方法です。

 

どうやって、できるようになったのか?

何をきっかけに、わかったのか?

 

できてなければ、言えません。

わかってなければ、伝えられません。

 

教えることで再認識し

習慣になっていくのです。

 

 

教えることは、学ぶこと

今回のテーマは

ゴルフだけに限らず

他のことにも通ずることだと思います。

 

もし、あなたの周りに

『頭じゃわかってるんだけど・・・』

 

と、言ってる人がいたら

 

まず、このプロセスを教えてあげて下さい。

 

教えることによって

 

新たな気づきが生まれ

 

新たなことが、できるようになり

 

新たなことが、わかります。

 

そしてまた、成長していくのです。

 

 

では、また。