ゴルフはゲーム

★読んで欲しい人

・始めたばかりの人

・なかなかスコアが良くならない人

 

私がゴルフをゲームと言う理由

私は、“ゴルフはゲーム”

と言ってます。

 

あえて、そう言ってます。

 

なぜならそこには、深い深い意味があり

上達のヒントが隠されてるからです。

 

そのヒントとは・・・

 

それは、後ほど。

 

 

スポーツとは何か

ゴルフはスポーツです。

 

老若男女、平等に楽しめ、

体力・健康の、維持・増進に適した生涯スポーツです。

 

ん?

さっきは、“ゲーム”と言ってたのに?

 

まぁまぁ・・もう少しお付き合い下さい。

 

 

デジタルゲームの教科書”

という本に、こんなことが書かれてます。

 

スポーツとは何か

日本国内において「スポーツ=体育」という認識で受け取られることが多いですが、欧米諸国では「スポーツ」を遊戯・競争・身体の鍛練を含む行為と広義に捉えてます。

                  ❞

    出典元∶デジタルゲームの教科書

 

この書には他にも、

スポーツは3つに分類されると、書かれてます。

 

①体を使うフィジカルスポーツ

 

②頭脳を使うマインドスポーツ

 

③電子的なデバイスを使うエレクトニックスポーツ

 

 

とかく日本人は

体を動かし、汗をかいて?やるのがスポーツだと捉えがちですが、

 

それはフィジカルスポーツという

3分類の、一つにしかすぎず

 

将棋や囲碁、麻雀やトランプも

(マインドスポーツ)

 

コンピューターを使うテレビゲームも

(エレクトニックスポーツ)

 

欧米では、

これら全てがスポーツという認識があるようです。

 

 

私が、ゴルフをゲームと言う理由・・・

 

なんとなく、わかってきましたか?

 

 

●「ゴルフは耳と耳の間で行うゲームである。」

これは、

スコットランドに古くから伝わることわざです。

 

耳と耳の間・・・

 

すなわち、頭。

頭脳。

 

考えてゲームをしなさい!

ということ。

 

ゴルフは、フィジカルスポーツであると共に

マインドスポーツでも、あるのです。

 

ゲーム頭脳

考えてゲームをするとは、どういうことか?

 

ゲームの組み立てや、流れを読んだり

 

相手とのかけ引き、その時々の状況判断をしながらプレーするということ。

 

これをゲーム頭脳と言います。

 

この頭脳は、

マインドスポーツには絶対必要なことであり、

ゴルフに限らず、球技は特にこれを持ち合わせることが重要となります。

 

なぜならそれが、勝敗を決めるからです。

 

ゴルフの遊び方

ゴルフはトランプと同じで、

様々なゲーム方式があります。

 

ご存知でしたか?

 

皆さんが普段やってるは

ストロークプレー。

 

他にも

マッチプレー

・ステーブルフォード方式

などがあり、

 

・フォーボール方式

・フォーサム方式

といった、団体戦(ダブルスみたいなもの)もあるのです。

 

元来ゴルフは、マッチプレー(1ホールごとに勝敗を決める)で行うゲームでした。

 

ちなみに、ゴルフの発祥地と言われてる

スコットランドアイルランドでは 

今でもマッチプレーでゴルフをするのが主流ですし、

 

4人でプレーをする時は

2対2の団体戦方式を採用して、

マッチプレーでゲームをする人が多いようです。

 

地域が変われば、ゲームも変わる?

 

マッチプレー、楽しいですよ。

 

ぜひ一度、この方式でプレーしてみて下さい。

 

ゲームを楽しむ

さて、まとめに入りましょう。

 

冒頭で話した、上達のヒントについて。

 

ここまで読んで、何か気づきましたか?

 

実は、ここまで伝えた内容全部がヒントです。

 

最後にもう一つ、大きなヒント。

胸に手をあてて読んで下さい。

 

少々耳が痛い?話しになるので

覚悟して下さい。(笑)

 

私は、プレーをしてきた人には、

『ゴルフどうだった?』

と必ず尋ねます。

 

そうすると、だいたいの人は、こう言います。

「ドライバーが当たらなくて・・・」

「アプローチが寄らなくて・・・」

「バンカーが出なくて・・・」

「パターが入らなくて・・・」

 

 

ここから、重要なこと言いますね。

 

上達していく人の共通点。

それは・・・

 

スコアを先に言います!

もしくは、スコアカードを見せてくれます。

 

その上で、ゲームの内容や、勝負の結果

自分なりに気づいた反省点やラウンド中に抱いた疑問など

具体的に話してくれます。

 

たとえ、出来が良くても悪くても・・・。

 

 

スコアを良くするためには

スイングを磨き、技術力を高める必要があります。

 

それは間違いではありません。

 

ただ、コースに出たら、

 

その日の技量の範囲で

どうコースを攻略し

 

どうゲームを組み立てて行くのか、

優先して考えなければなりません。

 

プレーが始まったら

とことんゲームに集中すること!

 

ナイスショットばかりにこだわらず、

コースを攻略する楽しみを覚えて下さい。

 

そして

自分のスコアばかりではなく

友人、同僚との勝負も楽しんで下さい。

 

勝負の時こそ、技術と自信は身につきます。

 

そしてプレーが終わったら・・・

 

一杯やりながら、その日を振り返り、

お互いをたたえ合って下さい。

(運転する人は、ノンアルコールで)

 

 

ゴルフはゲーム。

 

ゲームを楽しめば、もっともっと上達しますよ。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかる」と「できる」

★読んでほしい人

・ゴルファー全員

・部下を持つ管理職の人

 

わかるとは?できるとは?

「頭じゃわかってるんだけど、できないんだよね・・・」

 

一度は、言ったことあるでしょう。

 

わかってるのに、何故、できないのか?

 

答えは・・・

 

 

わかってないからです。(汗)

 

そもそも わかる とは、どういうことなのか?

 

できる とは、どういうことなのか?

 

それが、わかってない?

 

なんだか、ややこしくなってきたので

 

整理して、説明します。

 

 

できるまでのプロセス

 

やりたいことが

できるようになるまで、

 

個人差もありますが

ある程度、時間を要します。

 

それは、なぜか?

 

そこには

越えなければならない、いくつかの壁があるからです。

 

その壁を、全て乗り越えた時に

はじめて できる ようになるのです。

 

5つの壁

その壁は、5つあります。

 

①知識の壁

②行動の壁

③気づきの壁

④習得の壁

⑤習慣の壁

 

これらの壁を

どうすれば乗り越えられるのか?

 

その時、何を感じるのか?

 

順番に解説していきましょう。

 

①知識の壁

知らないことを、知る。

 

まず、ここからです。

 

そもそも、知らなけば何も始まりません。

 

まずは、知ること。

 

ただ、

「知れば、すぐできる!」

と思ってはいけません。

 

あくまでも、この時点では

知っただけ。

 

知識として、インプットしただけです。

 

②行動の壁

知ったら、やってみる!

行動に移す!

 

知っただけで、満足する人がいますが

それでは、なにも成し得ません。

 

素直な心で、実行する。

 

『でも・・・』

『だって・・・』

『ホントかな?・・・』

 

これを、言ってる内は

この壁は乗り越えられません。

 

失敗してもいいんです。

 

とにかく、やってみましょう!

 

③気づきの壁

素直な心で行動に移し

 

繰り返しやってると

 

『なんとなく、わかったかも・・?』

 

と、何かが繋がる瞬間があります。

 

ここでの注意点。

 

『わかった! もう大丈夫!』

と、言い切る人がいますが・・・

 

だいたい、この わかった 

ニセモノです。

 

ホンモノかニセモノか?

この見極は、どうやってするのか?

 

安心して下さい。

 

自分が見極めようと思わなくても

ゴルフの神様が教えてくれます。(笑)

 

素直な努力には、ホントの気づきが与えられ

 

よこしまな考えを持った努力には、ニセモノの答えが待ってます。

 

ここではまだ、気づくだけで良いのです。

 

確信は、次の段階です。

 

 

④習得の壁

知った。

 

やってみた。

 

気づいた。

 

繋がった。

 

さらに努力を重ねた結果

 

『なるほど!』

 

と、腹落ち(納得)する時がやってきます。

 

それが、この壁を乗り越えた瞬間。

 

そうです。

できる ようになったのです。

 

まるで、パズルのピースがはまった感覚。

 

一皮剥けた、と確信します。

 

 

 

あれっ・・・?

 

わかる?・・が、抜けてる?

 

 

 

正解を言いましょう。

 

わかってから、できるのではなく

 

できた時に、わかるのです。

 

ちなみに・・・

 

慎重な人ほど

わからないと、行動に移そうとしません。

 

①と②の間を、ぐるぐる回ってしまうのです。

 

 

できるまでのプロセス

わかりましたか?

 

しっかりと理解して

焦らず、頑張りましょう!

 

 

・・・ん?

 

もう一つ、壁が残ってる?

 

そうでしたね。

 

 

⑤習慣の壁

あなたの通った道(体験)を、教えてあげて下さい。

 

それが、この壁を乗り越える方法です。

 

どうやって、できるようになったのか?

何をきっかけに、わかったのか?

 

できてなければ、言えません。

わかってなければ、伝えられません。

 

教えることで再認識し

習慣になっていくのです。

 

 

教えることは、学ぶこと

今回のテーマは

ゴルフだけに限らず

他のことにも通ずることだと思います。

 

もし、あなたの周りに

『頭じゃわかってるんだけど・・・』

 

と、言ってる人がいたら

 

まず、このプロセスを教えてあげて下さい。

 

教えることによって

 

新たな気づきが生まれ

 

新たなことが、できるようになり

 

新たなことが、わかります。

 

そしてまた、成長していくのです。

 

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誘惑の甘い罠

★読んで欲しい人

・頑張ってる人

・伸び悩んでる人

・中級者、上級者

 

⚫ふたつの甘い言葉

誰でも一度だけ経験するのよ

誘惑の甘い罠

              ❞   

  出典:歌詞:千家和也『ひと夏の経験』

 

山口百恵さんの歌です。

(これがわかる人、かなり昭和の人です(笑))

 

 

世の中には、たくさんの誘惑の甘い罠があります。

 

 

もちろんゴルフにも、あります。

 

 

ゴルフにおける、甘い罠

 

なんでしょう・・・?

 

正確に言えば、

 

誘惑の甘い言葉の罠・・です。

 

 

この罠にハマると

 

ほぼ、間違いなく低迷します。

 

 

ではその “甘い言葉” とは何か・・・

 

 

「飛び」早く」

 

このふたつです。

 

例えば、

クラブやボールのキャッチフレーズや、

雑誌や動画のタイトルに

 

「飛び」という言葉が出てきたら・・・

 

皆さん、どうでしょうか?

 

おそらく、ほとんどの人が、

 

『買ってみようかなぁ・・・』

『試してみようかなぁ・・・』

 

こう思うはずです。

 

 

それから、もう一つの言葉、

「早く」

 

 

世の中が進歩、発展する上で欠かせないこと。

“便利さ” と “早さ” です。

 

これは、歴史が証明してます。

 

ただ、この「早さ」・・

 

技術や知識、習慣などを、

体得、習得することに当てはめるのは、

 

ちょっと危険な気がするのは、私だけでしょうか・・・。

 

 

低迷時期のサイン

不思議なお話をしましょう。

 

信じる信じないかは、お任せします。

 

長年、ゴルフ業界に携わって、

沢山のゴルファーを見てきたことは、以前にもお話をしました。

 

 

その中で、

 

伸び悩んでる人と話しをすると

決まって、この2つの言葉が出てきます。

 

おそらく本人は、言ってる自覚はないでしょう。

 

でも・・

出ちゃってるんです・・・

 

無意識に。

 

 

『もう少し飛べば、いいスコアが・・』

『早く、100を切りたい。』

 

などなど・・・

 

特に、他の人のことが気になると、要注意。

 

『みんなより、飛ばない。』

『○○さんは、私より早く上手くなってる。』

 

ゴルフを初めた頃から言ってる人もいれば、

かなり上達してから、言い出す人もいます。

 

いずれにせよ、

この言葉が多くなる時は、

 

ほとんどが低迷時期になってます。

 

 

が先か? 鶏が先か?

私の経験談です。

 

22歳頃から、私は急激に上達しました。

(これについては、また改めてお話します)

 

まさに、飛ぶ鳥を落とす勢い!

 

その時、飛距離も伸びました。

 

飛ぶようになれば、上手くなるのか?

上手くなると、飛ぶようになるのか?

 

これは、どちらも正解でしょう。

 

でも、私の経験は、後者でした。

 

上手くなってくると、自信が着きます。

 

怖れも不安も、薄れてきます。

 

その結果、迷いのないスイングが出来るようになります。

 

だから、

飛距離も当然、伸びてきます。

 

 

時は経ち、

 

25歳・・

 

私は、急激に下手くそになりました。(笑)

 

まさに天国から地獄!

 

 

もっと飛ばすためには?

 

もっとスコアを良くするためには?

 

早く結果を出すためには・・・?

 

『もっと、もっと』

 

『早く、早く』

 

この頃は、そんなことばかり考えてました。

 

 

上手くなった時は、

「早く上手くなりたい」など考えてません。

 

『前回の成績より、1打でも良くなろう。』

 

『昨日よりも、少しでも上手く打てるようになろう。』

 

目の前のことを、ただ淡々とやってたはずなのに・・・

 

 

下手になった時は、

 

やればやるほど、ドツボにはまって行く・・・

そんな感じ。

 

 

振り返れば、不調の時

 

やはりこの、甘い罠に、はまってました。

 

 

誘惑に負けそうになったら。

“飛び” と “早く” の誘惑の罠。

 

この経験は、必ずします。

 

罠に、はまってるのに

 

また、次から次へと、誘惑してきます。

 

 

プロゴルファーでさえ

 

この誘惑に負けて

 

消えて行った人は、沢山います。

 

 

努力することは、素晴らしいことです。

 

でも、なぜか頑張れば頑張るほど、

 

この誘惑は、現れます。

 

もし、誘惑に負けそうな時、

 

罠にはまったと気付いた時、

 

どうすればいいのか。

 

それは、

 

原点回帰。

 

基本に戻ること。

 

 

ゴルフは、スコアを競うゲームであり、

ボールを自由自在にコントロール出来る人が、真の優れたプレーヤーです。

 

そして、ゴルフはたくさんの知識、知恵がなくては、上手くできません。

 

そのためには、たくさんの経験が必要になってきます。

 

経験値を上げるには、それなりの時間も必要です。

 

急がば回れ・・

遠回りが、実は近道だったりするものです。

 

それでも誘惑に負けそうになったら

 

何回も、このブログを読んで下さい。

 

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時に、このブログのことを、

少しだけ思い出して下さい。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変わりたい心 変われない自分

★読んで欲しい人

・何かを変えたいと思ってる人

 

変わらないまま変わりたい?

変わりたいけど、

変われない。

 

進化したいけど、

変化は怖い。

 

人間というのは、厄介な生き物です。

 

今を変えないまま、明日を変えたい。

 

そう願う人は、多いのではないでしょうか?

 

 

ゴルフでも、同じことが言えます。

 

上達したい、何かを変えたい!

と思っているのに、

 

現状が変わることを怖れ

何も変わらないまま、

時間だけが過ぎて行く・・・

 

ためらう理由

なぜ、変わることが難しいのでしょうか?

 

それは、変化する途中の違和感や

結果に対する不安が先に心を支配するからです。

 

『今やってることは、正しいのだろうか?』

『変えることによって、今よりも悪くなるのでは?』

 

この心の声が聴こえると

変わることをためらい

変化の途中で、行動を止めてしまうのです。

 

⚫進化して行く人の思考

進化するためには、変化しなければなりません。

 

上級者や、どんどん上達して行く人は

変化することを、ためらいません。

 

何もしなければ、退化して行くことを知ってるからです。

 

何かを変える途中での違和感は必ずあります。

 

それを、進化してる証と捉え、

前向きに行動し続けます。

 

もし、違和感がないのであれば、

それは、何も変わってない証拠・・・?

 

スイングは掛け算

ゴルフスイングには不思議な現象が起こります。

 

悪い構えと悪い動きを組み合わせると、

ナイスショットが出る、ということです。

 

その時、これだ!と思うわけです。

 

でも、これは、マイナスのかけ算と同じ。

 

ご存知のように、マイナスとマイナスをかけ算すると、答えは、プラスになります。

 

レッスンに通うと、スイングが壊れる、という人がいます。

 

今までのスイングで打ててたのが、打てなく(当たらなく)なるからです。

 

この現象を、先程のかけ算を例にとって説明すると・・・

 

悪い構え(マイナス)× 悪い動き(マイナス)=良い結果?(プラス)

 

改善途中に、どちらか片方が良くなると・・

 

良い構え(プラス)× 悪い動き(マイナス)=悪い結果(マイナス)になります。

 

悪い構え(マイナス)× 良い動き(プラス)=悪い結果(マイナス)になります。

 

この時に “壊れる” と感じるのです。

 

自分なりの変化は自己満足

私は、よくこんな例え話をします。

 

『どうせ変えるなら、リフォームより新築にしましょう!』

 

リフォームしたか、しないかは、

外から見たらわかりません。

 

でも、新築にすれば、誰が見てもわかります。

 

 

ゴルフを変えたい、スイングを変えたい・・

 

自分なりに、ちょっと変えてみた・・・

 

周りの人に聞いてみて下さい。

 

『何も変わってないよ?』

 

残念ながら、こう言われるのがオチです。(T_T)

 

それ位、何かを変える時は、

根本的に変えないと変わらない、

ということを知って下さい。

 

新築の意味、わかりましたか?

 

進化してる時に見られる兆候

進化する過程で起こる出来事です。

 

①「何か変わったね〜」と言われる。

特に、久々に会った人から言われると、進化してる証拠です。

 

②上級者から誘われる。

『今度、一緒にやりましょう。』

と、上級者からのお誘いが増えてきます。

 

③興味や好みに変化が表れる。

今まで、クラブに物凄く興味があったのが、

急に興味がなくなったり、

雑誌など、いつも読んでたのが読まなくなったり、

洋服、小物、好きな選手など、

好みが変わってきます。

 

④他人の言動の良し悪しがわかるようになる。

“人のふり見て、我がふり直せ”

この、ことわざの意味がわかってきます。

 

人の粗探し・・という意味ではありません。

 

良いことは真似て、悪いことは正す、

これが出来るようになります。

 

正しい道を進んでると、これらの兆候が見られます。

 

変化、進化、そして成長

一朝一夕で、変わることはありません。

そこには、辛抱も必要です。

 

変化なき進化はありません。

 

変化なき成長もありません。

 

ただ、あなたが変わろうと本気になった時・・

 

あらゆることが、良き方向へ向かいます。

 

あなたの言動、必ず誰かが見てますよ・・・。

 

では、また。

 

 

 

 

 

ゴルフが難しい本当の理由

★読んで欲しい人

・始めたばかりの人

・初級者

・中級者

 

 

⚫行うは難し!

ゴルフの世界に足を踏み入れ、

やっていくうちに、誰もが一度はこう呟いたことがあるでしょう。

 

『ゴルフは、難しい・・』

 

では、なぜ難しいのでしょうか?

 

理由は、いくつかあります。

 

・道具の構造が特殊だから。

・ボールが止まってるから。

・練習環境と本番の環境が違うから。

・一打毎に、状況が違うから。

 

これが一般的な答えです。

 

 

ですが、このブログのテーマは、

“ゴルフをする上での考え方や心の在り方”。

 

なので、これらとは違う観点でお話しします。

 

 

⚫難しく感じる?

ゴルフが難しい・・と言うより

 

“難しく感じてしまう” が正解です。

 

それは、何故か?

 

ズバリ答えを言いましょう。

 

『初めは、少し練習すれば、すぐ出来ると思ったから。』

 

今うなずいた方、ズボシ?。

 

⚫ゴルフは簡単に見える?

やる前の予想と、やってみた結果の違い。

 

このギャップが大きい人ほど

ゴルフは難しい・・と感じてしまうのです。

 

ゴルフは簡単に見えてしまうもの。

 

ボールは止まってるし、

激しい運動でもない。

 

プロの試合を観れば、

簡単にポーンと打ってるし、

 

オジサンのスポーツ、というイメージがあるわけですから、

 

『簡単に出来そうな気がする』

と思ってしまうのも、仕方ないと思います。

 

 

⚫プロとアマチュアの差が感じにくい?

例えば・・

ごく普通の人が・・

 

野球の大谷翔平選手のように、160キロの速球を投げれるようになろう、

と思う人は、あまりいないと思います。

 

テニスの錦織選手や、大坂選手に勝とう

と思って練習してる人は、あまりいないと思います。

 

それは、難しいことを知ってるから。

 

なのに、

ゴルフだけは何故か、プロと同じことが出来そうな気がするのです。

 

ドライバーで280ヤード!

7番アイアンで150ヤード!

強烈なバックスピン!

あわよくば、女子プロにだったら、勝てるのでは?

 

なんて、思ってしまうのです。

(可能性は、ゼロではありませんが…。)

 

やはりこれも、ゴルフが意外と簡単に見えてしまうから?

なのかもしれません。

 

⚫難しいから面白い

ゴルフは、はっきり言って簡単ではありません。

 

ちょっとやって、すぐ出来るものではありません。

(だからゴルフスクールがあるのです。)

 

覚えることも沢山あり、

練習もしなければなりません。

 

それでも思い通りにいかないことの方が、多いです。

 

でも・・・

 

思い通りにいかないからこそ、面白いのではないでしょうか?

 

 

難しいことへの挑戦。

 

昨日より今日

 

今日より明日

 

一歩一歩、少しずつでも前進し、

成長していくことの楽しさ。

 

自分と向き合い、

心も磨かれていく。

 

この実感が出来るのが、

ゴルフというゲームです。

 

 

・・・ゴルフは、人生と同じです。

 

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴルフの本質

★読んで欲しい人

・何を練習していいのかわからない人

・ゴルフを始めたばかりの人

 

練習の目的

唐突ですが、問題です。

 

『少ない打数で上がるために必要なこと?』

 

考えてみましょう。

 

 

 

 

おそらく、だいたいの人が、こう考えたのではないでしょうか?

 

・ナイスショットの確率を上げる

・そのためのスイングを作る

 

確かに、間違いではないです・・・が、

 

これらは、手段の一つであり

そればかりを目的にすると、

だんだんゴルフが苦しいものになっていきます。

 

 

正解は、最後の方で・・・

 

 

●上がってナンボ?

ゴルフの本質

というキーワードで、検索してみて下さい。

 

ほぼ、このようなニュアンスで書かれてあるはずです。

特定の場所から、特定の道具を使って、ボールをいかに少ない打数でカップに入れるか競うゲーム。

 

まったくその通りです。

 

ゴルフは、距離を競うゲームではありません。

 

ゴルフは、スイングの格好を競うゲームではありません。

 

ゴルフは、ショットの良い悪いを競うゲームでは、ありません。

 

ただ純粋に、打数を競うゲームなのです。

 

いったってシンプルです。

 

頭では、わかってると思います・・・

 

でも、本当に心で感じてますか?

 

結果のミスと過程のミス

ミスには、2種類のミスがあります。

 

結果のミスと、過程のミスです。

 

結果のミスとは

当たりが良かったのに結果がよくなかった、という状態です。

 

例えば、突然風が吹いてきたり、アンラッキーな出来事があったり・・

 

「ショットは良かったけどな〜」

これ、言ったことありませんか?

 

 

過程のミスとは、

当たりが悪かったミスのこと。

 

ちょっとトップしたとか、

ちょっとダフった、とか。

 

でも、当たりが悪くても、結果が良い場合もありますよね。

 

 

私は、よくこんなお話しをします。

 

『ナイスショットだろうが、ミスショットだろうが、1回でカップに入れば、ホールインワン。』

 

ホールインワン保険の規約には、ミスショットは認めません・・と書いてないはずです。

 

その一方で

『このホール、ナイスショットが2回あったから、1打オマケして。』

 

とは、ならないはずです。

 

 

同じミスでも結果のミスと、過程のミス

 

この2つを切り離して考えることが大切なのです。

 

 

スコアメイクが上手い人は、ゲーム中の、過程のミスは気にしません。

 

結果オーライも良し!

という考えでゲームを楽しんでます。

 

⚫練習時の自己採点

練習の時から、ショットに自己採点を付けてみましょう。

 

子供の頃の通知表を思い出して下さい。

 

5段階で、評価されていたはずです。

 

それを、練習時の内容に、あてはめて考えます。

 

 空振り

 当たりも悪く、打球が目標に向かって行ってない。

 当たりは良い。でも、打球が目標に向かって行ってない。(アプローチの場合は距離が合ってない)

  当たりはイマイチ。でも、打球が目標に向かって行ってる。(アプローチの場合は、目標の周辺に行ってる)

5   当たりも打球の行方もイメージ通り。

 

ショットの内容は、5段階中の何点なのか?

 

“3”の練習ばかり、してませんか?

 

 

⚫本番に強くなる考え方

それでは冒頭の問題の答えです。

 

①目標にボールを打ち運ぶこと。

②距離を合わせること。

 

この2つだけです。

 

いたってシンプル。

 

プロゴルファーは、アンダーでプレーしなければ、ご飯が食べていけません。

 

だからこそ、結果も過程も、こだわります。

 

練習の時も、“5”にこだわります。

 

それが仕事ですから・・

 

皆さんは、プロと同じことをしなくても、いいんです。

 

“4”を増やす練習をして下さい。

 

結果を良しとする心が、

本番に強くなる考え方、練習の仕方なのです。

 

狙った方向に打つ。

距離を合わせる。

 

この2つを、もっと意識して練習してみましょう。

 

 

悩んだ時、迷った時は、ゴルフの本質を思い出して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上級者の8つの習慣

●元ゴルフ練習場支配人が、こっそり教える上級者の8つの習慣

 

この内容は、実際私が10年間、あらゆるお客様(ゴルファー)を見てきた中で気付いたことです。

 

上級者にはいくつか共通した習慣(行動)がある、というお話しです。

 

決して、科学的根拠がある話しではないのですが・・・(汗)

 

でもなぜか、不思議と同じ習慣(行動)があるんです。

 

真似すると?もしかしたら上級者になるかも・・・

 

信じるか信じないかは、あなた次第です!

 

①早起き

当時、練習場の開場時間は、朝6時でした。

 

オープンと同時に来るゴルファーは、ほぼ上級者。

 

そして、30分ぐらい練習したら帰ります。(30球〜50球位の練習量)

 

今風でいうと、朝活?

 

自営業の方も、サラリーマンの方もいました。

 

早起きは、3文の徳? 3打の得?

 

②打席がいつも決まってる

いつも同じ打席で練習してます。

 

これには根拠があるので解説します。

 

同じ打席で練習すると、その日の自分の調子がわかりやすいんです。

 

アドレスの向きやスイング軌道、調子が良い時と悪い時、何が違うのか?

気付くための、方法です。

 

他に、打席前に、アプローチ用のネット籠がある打席を選ぶ傾向がありました。

 

 

③必ずパター練習をやる。

人工芝のパッティンググリーンもありましたし、パターマットも置いてありました。

 

上級者の方は、必ず練習してましたね。

 

ただ、練習?と言っても、5分位ですよ。

 

毎回、パターに触ることに、意味があると思います。

 

④スニーカーで練習

これは、ちょっと意外ですが・・

 

足の感触を確かめたいのか?

 

スパイクがあると、足の高さが変わっちゃう?

 

真相はわかりません・・

 

ちなみに私も練習の時は、ゴルフシューズではありません。

 

⑤クラブが綺麗に揃ってる

キャディバックのクラブの並び。

 

間違いなく綺麗に揃ってます。

しかも、汚れてません。

 

道具に愛情を感じますね。

 

⑥打ち放題をやらない

これを言うと、練習場関係者の方にはお叱りを受けそうですが・・

 

でも、事実です。

 

1回の練習時間、量は、そんなに多くありません。

 

平均すると、45分位でしょう。

 

打てば上手くなる?

勿論、初めたばかりの人は、ある程度、量も必要ですが・・

 

少しずつでも、継続してやることが大切だと思います。

 

⑦新聞を読む

休憩所の光景です。

 

ほとんどのゴルフ練習場には(ゴルフ場も)新聞と、ゴルフ雑誌が置いてあると思いますが、

 

面白いのは、上級者になればなるほど、ゴルフ雑誌よりも、新聞を読んでます。

(あまり大きい声では言えませんが、中級者は逆です・・)

 

何か、深い意味があるかも・・

 

 

⑧コーヒーをご馳走してくれる

これは、まったく科学的根拠がない話しですが・・(笑)

 

でもなぜか、皆さんコーヒーをご馳走してくれます。

 

不思議ですがホントです。

 

常連の方ならともかく、たま〜にしか来ない上級者の方。

 

少し、会話をすると・・

『なんか飲む?』

と、コーヒーが目の前に現れます。(笑)

 

 

以上、共通する8つの習慣でした。

 

上級者を目指す方、ちょっと心に留めておいて、損はないと思いますよ。

 

最後に、もう一つだけ・・

 

 

皆さん、お蔭様で・・ という言葉が多かったです。

 

では、また・・・。