上達の道しるべ

そもそも “上達する” とは、どういうことなのか?

 

飛距離が出るようになった

曲がらなくなった

当たる確率が良くなった

ベストスコアが出た・・

 

たしかに、どれもが上達した証です。

 

・・・が、

 

はっきりとした上達の定義とは・・・

 

ハンディキャップが下がること。

 

 

●ハンディキャップとは

まず、ハンディキャップとは何なのか?

 

一言でいうと、自分の力量を数値化したものです。

 

本来ゴルフは、このハンディキャップを使って楽しむゲームであり、

このシステムがあるからこそ、老若男女、皆、平等に楽むことができるのです。

 

決して、この数値が少ないからといって、凄いというものでもありませんし、多いからといって、嫌悪感を抱く必要もありません。

 

そして、このハンディキャップの意味を深く知ることが

上達する道を作ります。

 

●戦う相手

ゴルフの魅力は何か?と聞かれると、私はこう答えます。

 

『戦うものが4つあること。』

①コースとの戦い

②自然との戦い

③他のプレーヤーとの戦い

④自分との戦い

 

特にこの中で、《④自分との戦い》こそが、ゴルフの最大の魅力だと思ってます。

 

これこそが、ハンディキャップと深い関わりを持つのです。

 

そうです、自分に勝つことと、ハンディキャップを下げることは、同じ意味を持つのです。

 

 

●ベストスコアの危険な罠

 

ベストスコア更新を目標にしてる人は、多いと思います。

 

決して、悪いことではありません。

 

ただ、そのことばかり追い求めると、ゴルフがとても苦しいものになります。

 

例えて言うならば、ギャンブルに似たような感覚。

 

ギャンブルをしたことがある人は、わかると思いますが、

一度大勝ちすると、常にその上を追い求め、期待するようになってきます。

 

その結果、どうなるか・・・

 

わかると思います・・・。

 

 

何を目指せばいいのか?

 

先程の話しに戻りましょう。

 

ゴルフは、ハンディキャップを使ってやるゲームです。

 

らば、このハンディキャップを1つでも減らすことを目標にしましょう!

 

●ハンディキャップの正しい使い方

まずは、自分のハンディキャップを知ること。(後程、説明します)

 

プレーする時は、そのハンディキャップを用いて、その日の目標スコア(ターゲットスコア)を決めます。

 

ちなみに、ゴルフ場は、それぞれ難易度が違います。

この難易度は、コースレートやスロープレートというもので数値化されています。

 

それによってハンディキャップが変動し、ターゲットスコアも変わります。

 

そして、

このターゲットスコアを1打でも切ることを目指して、プレーします。

(不思議なことに、意外とあっさりベストスコアが出ちゃったりします。)

 

こうして出たスコアを、毎回提出します。

 

参考までに、ターゲットスコアを切る確率は、4回に1回だそうです。

 

 

●ハンディキャップインデックスを取得しよう。

 

自分のハンディキャップを知る方法です。

 

最近のスコアを5枚登録します。

 

詳しくは↓

日本ゴルフ協会

http://www.jga.or.jp/jga/html/site/index.html

 

それだけで、自分のオフィシャルハンディキャップが取得出来ます。

 

更に、スコアを提出して行くと、毎月、更新されていきます。

(下がることも、上がることもあります。)

 

上達の一歩は、自分自身を知ることから!

 

ハンディキャップを活用して、自分との戦いを楽しみましょう!

 

はじめに

そろそろ何か、変えてみませんか?

 

テクノロジーの発展によって、道具が変わり

インターネットの普及で、欲しい情報はすぐ手に入り

自分のスイングは、スマホで撮ってすぐ観れる・・

そんな現代。

 

ゴルファーには、なに不自由ない時代になってきたのに・・

 

昔と変わらないことがあります。

 

それは、ゴルファーの悩み。

 

飛距離がでない

曲がる

トップ、ダフリ

バンカーが苦手

パターが入らない

100が切れない・・・などなど

 

私がゴルフを始めた40年前も

皆、同じことを言ってたような気がします。

 

 

●ゴルファー4つのパターン

 

今まで、たくさんのゴルファーを見てきました。

 

レッスンはもちろんのこと、

ゴルフ練習場の支配人をしてたこともあり、見てきたゴルファーは、数知れず。

 

沢山の会話もしてきました。

 

楽しい話題もあれば、お悩み相談まで・・

 

 

そんな中、あることに気がついたのです。

 

ゴルファーには、4つのパターンがあるということ。

 

①情熱があり、少しずつでも結果を出してる人。

②情熱はあるが、なかなか結果が伴わない人。

③あまり情熱はないけど、そこそこ結果を出してる人。

④とにかく楽しんで、あまり結果にこだわらない人。

 

次第に、こうも考えるようになってきました。

 

『望む結果が出る人と、出ない人の違いは何なのか?。』

 

『体格、体力の違い?』

『身体能力?』

『それとも練習量?』

 

どれも、一理あるでしょう。

 

ただ、決定的な違いではないような・・・

では、何だろうか?

 

一つの答えに辿り着きました。

 

 

●正しい上達の仕方

 

ゴルフが上達するための法則です。

 

正しい理論を学び

正しい環境で

正しい練習をする。

 

実は、もう一つ重要なことがあります。

 

それは、

“正しい考え方” を持つこと。

 

 

・・・もう、わかりましたか?

 

結果を出す人と、なかなか出ない人の違い

それは、考え方の違いなのです。

 

 

●心のゴルフ

 

“思考” という字は

“思う”に “考える” と書きます。

 

思いとは、心。

 

心の在り方 持ちようで、考え方が変わります。

 

考え方が変われば、ものの見方も変わり、結果も違うものになってきます。

 

 

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

〜ウィリアム ジェームズ〜

 

この名言、一度は聞いたことありませんか?

 

心が変われば・・・ゴルフも変わってきます。

 

私の約40年間のゴルフ歴の中で得た、知識や知恵、

そして “上達するための思考” を、このブログでお伝えしていきます。

 

皆さんのゴルフが、より楽しく、豊かなものになりますように・・

 

そろそろ、心を変えてみましょうか!

 

〈次回へ続く〉